カマキリはどんな所に卵を産んでいるのだろうか? お母さんカマキリは考えて産卵しているのだろうか?
実は、カマキリの卵には敵がたくさんいます。一番の敵は、何といっても「鳥」です。私の実家の庭に産んだ3個の卵も全て鳥に啄ばまれて、卵が食べられてしまいました。
また、「カマキリタマゴカツオブシムシ」や「オナガアシブトコバチ」などの寄生虫も天敵です。
カマキリタマゴカツオブシムシ:体長3~4mmほどの甲虫で、カマキリの卵鞘に産卵し、卵を食べて成長し成虫になります。
オナガアシブトコバチ:体長3~4mmほどで、メスが産卵管を卵鞘に差し込んで産卵し、卵を食べて成長して成虫になります。
オナガアシブトコバチ:体長3~4mmほどで、メスが産卵管を卵鞘に差し込んで産卵し、卵を食べて成長して成虫になります。
お母さんカマキリは草の生い茂った所を産卵場所に選び、これらの天敵から見つからないように考えて産卵しているのです。
カマキリが活発的に活動するシーズンも終わりが近づいてきました。お母さんカマキリが分からないような所に産んだ卵を探しに家族で出かけるのも楽しいかもしれませんね。
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