3月10日、11日の2日間、開催された、門真市の市民ふれあい祭りの中での”理科講座”に10日は昆虫科学教育館の久留飛館長の講演に続き、11日は、チョウ先生がお話しに行ってきました。当日は天気も良く、市民ふれあい祭りで、多数の市民の皆さまで、会場は賑わい、楽しい講演でした。間もなく、休眠から目覚めるチョウの蛹や、越冬中の昆虫なども紹介しチョウが、どのような一生をおくるのか・・という、お話しを、短い時間の中でしたが、聞いていただきました。卵から成虫になるまでの期間の中で、生き残る為の毎日の生活が、昆虫達にも、人間と同じようにある・・という事を、少し気づいて、知っていただきたいという思いです。
もうすぐ寒い冬を、乗り越え、春を待ちわびた、チョウ達が大空を楽しそうに、美しく舞います。毎年この光景が、未来にずっと続きますように。

投稿者プロフィール

古橋紀子
古橋紀子
長年、箕面公園昆虫館のバタフライガーデンの運営を担当し、非常に困難な南方系の様々なチョウを年間を通じて飼育、放蝶させ、また他の施設では成功しなかった種類のチョウの累代飼育を成功させた昆虫飼育のプロの学芸員である。