コガネムシ科の葉をかじる昆虫、代々木公園の誰も訪れなさそうな場所です。農業害虫の仲間と広く知られており、あえて虫取りの対象として見向きもされないが、プランターの土の中から出てくると、カブトムシの幼虫ではと相談が時々ある。樹液に集まるカナブンと違い、控えめな緑色の体は魅力的でもある。街中では難しいが、少しの広さの緑地などでは、発見することができるかも。

こうして 葉の上で暮らすの ええもんや
餌に困ることないやろ
何もかんがえることないということか
そんなことあるわけないやん
まあな だれにも悩みのひとつぐらいわな
あんたも なにかあるやろ

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。