私たちが快適に過ごすために、排除される生き物がいます。以前、ラスカルが人気になった時からペットとして注目を集め、赤ちゃんの内はかわいいのですが、大人になると鋭いツメを持っているため、いろんなところに傷をつけ、触ることも出来なくなります。
現状では、年間1000匹以上のアライグマが殺処分されています。あまりに命が軽いです。そして、マダニを媒介し、悪者にされ最後は迷惑者です。自分は関係ないと思っている人が多いです。テレビの情報だけでなく、自分が生活している足元を見たいものです。

何でもそうやけど
生き物は いろんな関係の中で 生きてる
奄美のハブを退治するために マングースを導入した
結果、蛇を食べるより ナキウサギや野鳥が犠牲になった
私たちが思っていることを 動物がしてくれると思ったら 大違いや
目の前のことだけ 考えたら アカンということや

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。