都会のわずかに残った公園の草原、誰も見向きもしないところにバッタがいる。
踏み固められた地面では草も生えにくい。植えられている樹木も、桜、楠、銀杏、アラカシ
どのような公園を作ろうと思ったのだろう。

空き家になっている庭は、人間のコントロールが及ばないこともあり、
いろいろな生き物が生息するには、それなりの役割をしている。
人間が生きて来た時間はほんのわずかなのに、これが自然だと言われても
バッタからしたら、物差し間違えているんと違うかと、思うに違いない。
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投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。