ヤドリバエの蛹が、アゲハチョウの蛹の横に転がっている。
アゲハチョウの蛹の中は、空です。
アゲハチョウの幼虫は、最初は白黒の迷彩色、終令幼虫も緑色、食べられない最大の工夫をしているが、ヤドリバエの寄生には防ぐことが出来ない。
どちらも完全変態の昆虫、できるだけ幼虫時代を早く過ごし、成虫になることが最大のメリットなのですが、その短期間を利用し、チョウの幼虫期間よりも早く、ハエは蛹に育つ。
生きるための それぞれの戦略
どちらが良いというわけではないが
思わず チョウ頑張れと
いろいろな生き方があるものです