ハナムグリとカナブン


この季節、美しい緑の色をした花にもぐっている、コガネムシのような?コウチュウ目、コガネムシ科の昆虫を見かける。
家庭で植物を育てていて、植え替える時期に土を掘り起こすと、カブト虫の幼虫の形ようなをした幼虫が土の中から出てくる。なんじゃこりゃあ。と叫ぶ人も多い・・確かに、植物の根をご飯とし成長するコガネムシ科の幼虫もいる。しかし、写真のように、同じコガネムシ科の昆虫でも植物の根をご飯としない種類もいるのだ。成虫になって、栄養価の高い樹液や花粉を食べ物にする昆虫は飛ぶのも得意です。エネルギーを使う飛翔には、栄養となる食べ物が、樹液は最高!体力が必要なのです。ハナムグリりやカナブンの幼虫が代表各です。人気のあるクワガタ虫や、カブト虫の幼虫と同じ、幼虫が、朽木や腐葉土を食べ成長し、成虫になります。是非、食性の違いを見て見ましょう。これが、意外と、おもしろいのだ!

投稿者プロフィール

古橋紀子
古橋紀子
長年、箕面公園昆虫館のバタフライガーデンの運営を担当し、非常に困難な南方系の様々なチョウを年間を通じて飼育、放蝶させ、また他の施設では成功しなかった種類のチョウの累代飼育を成功させた昆虫飼育のプロの学芸員である。