もうすぐ日が暮れる。成長したハラビロカマキリの幼虫、もう少しで成虫です。幼虫の成虫の違いは、大きさではな翅の形にあります。幼虫は翅芽といってセミの抜け殻を見ると分かるのですが、翅になる部分が胸の背中側に見えていますが、完全な翅になっていません。
最後の脱皮を羽化といい、完全な形の翅が背中側に2枚できます。飛ぶための翅は、後ろ側にできます。こうして、一人前のカマキリに成長します。

何とかここまでたどり着いたものや
それも 周りの幼虫たちが餌となって食べられたおかげ かもしれん
そんなこと言ってる場合じゃない
明日も 餌にありつけるのか わからん
明日の明日は アサッテや

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。