初期の翅を持った昆虫にカゲロウがいる
幼虫は水中で生活、羽化するために水面から出てきて羽化する
面白いことに羽化して翅を持つが、さらに脱皮をして成虫になる
なんとも無駄に見える
脱皮をして大きくなる時には、殻を脱ぎ捨てる必要がある
結構エネルギーを使うと思うが、翅を付けた後に脱皮をするとは
カゲロウの幼虫時代の鰓が、翅に変化したのと説もある
それにしても、いきなり翅の形をしたことは考えにくい
翅になる前の中途半端な形はいったい何に有利だったのだろう

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。