公園では、すっかり夏に鳴いていたセミたちがいなくなり、カメムシが目に付く。キマダラカメムシは結構大きいサイズなので、見慣れたカメムシと違うことが分かる。
子どもたちは、虫取りではなく、ハロウィーンで仮装をして友達同士で楽しんでいる。テレビからのニュース、天気予報でも昆虫を取り上げられることが少ない。
いつの間にか、今まで生息していなかった昆虫が見つかるなんて、日頃から注意していないと、気がつくこともなかなか無い。環境の変化に、自ら気がつくことはとても大切。

生活のスピードが上がり ゆっくり考える時が少なくなったのだろうか
以前と比べて、物は豊かになったが
何かが 足りない
人と出会うことを 避けて いるような
心が もまれていないのか 傷つくことがないのか
山村の限界集落は 都会では 見えない心の限界集落といってもいい
ネットなどデジタル情報では 人がつながることが難しくなる

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。