1月14日(日)に行われた、久留飛館長講演会の、第一回の”咲くやこの花館”昆虫教室では、たくさんの皆さまに参加いただきました。昆虫と植物の切り離せない関係をテーマに一年間の昆虫教室がはじまりました!第一回は久留飛館長の”越冬する昆虫”のお話しの後、参加者の皆さまと咲くやこの花館の緑豊かな庭園を越冬する昆虫を探しに出かけました。庭園に植えられた、ミカン科の植物からは、ナガサキアゲハやクロアゲハなどの越冬中のサナギ、や集団越冬中のカメムシ類、ハムシ類などみつかり、”みっけたぁ~!カマキリの卵だ!”と子ども達の歓声。あっという間の野外昆虫観察会でした。最後の昆虫の絵を描いてつくるプラバン工作も盛り上がり、楽しい1日でした。第2回は3月25日(日)ですので、越冬から目覚めた昆虫達と出会えるのを楽しみにね。

投稿者プロフィール

古橋紀子
古橋紀子
長年、箕面公園昆虫館のバタフライガーデンの運営を担当し、非常に困難な南方系の様々なチョウを年間を通じて飼育、放蝶させ、また他の施設では成功しなかった種類のチョウの累代飼育を成功させた昆虫飼育のプロの学芸員である。