近くの団地で子供たちが虫を追いかけている。年に数回雑草を刈られるためなのだろうバッタは少ない。地面を生活場所にしているバッタにとっては生垣の下や雑木の周りが唯一の安全地帯になっている。
雑草を刈ると、野鳥にとっては見つけやすい。そのたびに食べられたら、減ってしまう。それが続くと、だんだんとバッタは減り、それを餌にしている鳥も減るのだろう。
緑地の管理も回っては、鳥にも影響がでる。

ここで生きて行くのは大変や
隠れるところが減るし どうしたらええんや
いいところ見つけたと思ったんやけど間違いやった
ぼやいてないで なんとかせんと
人間の勝手なこと させへんで

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。