アゲハチョウの幼虫

の最後の色は、緑色に目玉模様がある。目は本当はそんなところには無いし、サイズが違いすぎる。誰かをだまそうとしている。下を向いている頭のところに小さい黒い点に見えるそれが目。

ゆっくりした行動と葉の上などが生活の場所なので、それほど立体視する能力を必要とされていないようだ。ミカンの木を見つけては、毎年産卵に来ている。

理屈はともかく、複雑なのは困ると言うわけである。

幼虫時代は、シンプルに無駄なく早く成長することが最優先でもある。

もうすぐ葉がなくなる
どうするんかいな
小さいままで蛹になるしかないやないか
プランBか

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。