キマダラカメムシは、冬を成虫で過ごします。
昆虫たちは、蛹、幼虫、卵などいろいろな形で過ごすのです。
どの形が生きるのに都合がいいのかは、それぞれの都合。
いずれにせよ、必然性があるようには見えない。
どの形態をとっても メリット デメリットがある。
さらに 冬の寒さは不利なことばかりとは 限らない。
寿命が短い昆虫たちは 初めてのことばかり

あんたら どうするんや そんなこと 考えたことないわ
今日のことさえ わからんのに
明日のことなんて いったら
遠い 先のことや
毎日 すべてや
それが 明日につながっているだけや
私らは 成虫で 冬越しや

 

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。