公園の生垣を観察していると、かれた枝にささくれ立った枝を発見。
クマゼミの産卵痕である。
子どもたちは鳴いているところを見ていて、産卵するところはなかなか気がつかないのだ。
今の季節は、孵化して土の中に潜っているころだろう。そうして、5,6年は幼虫時代を過ごす。昆虫の幼虫期間としてはかなり長い。栄養が少ない根っこの導管から汁を吸っているからとも書いてあるが定かではなさそう。

孵化した幼虫がはじめてみる世界はどんなや
そうやな・・初めてといってもなんか
デジャブーみたいな
はよ 潜りや
またな

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。