節足動物の中で、唯一翅を持ち、空を飛ぶ生き物は昆虫
とても不思議な進化なのです。
遺伝子を調べると、背中を伸ばす役割とイシノミの足にある附足を作る役割の遺伝子があわさって、できているのではと言われている。
始祖鳥のように、その証拠となる移行化石は、まだ見つかっていません。

翅のもととなる形は、飛ぶことが出来ないにしても、生きて繁殖することに有効だったのです。
なぜそのようは形の変化が生じたのかは、偶然だったのでしょうが、その形を作る遺伝子は、用意されていたのです。

進化は、形の変化があり、それが有利に働いたからつながったのですから
そんな生き物の生き方があったから、今の形があるのです。

昆虫工作で会いましょう。

投稿者プロフィール

久留飛克明
久留飛克明昆虫科学教育館 館長
積極的に小学校やフィールドにおける昆虫教室などの活動に取り組み、ラジオ番組のほか、テレビ番組をはじめとするメディアでも活躍している。