幼少の頃、庭にいたアゲハの幼虫に話しかけていました・・君は、なんてきれいで、かわいいのだろう、いったいこれからどうなるのでしょう、どこに行くのでしょう?と・毎日、楽しみに話していました。でも、ある日、突然にいなくなるのです。不思議に思って過ごし、生き物に興味を持つ出来事でした。ある日、一匹のカマキリに幼虫が食べられているのを発見し、ショックを受け、思わずカマキリを手ではねのけました。が、すでに幼虫は跡形もなく、ぺったんこで、その日は、泣き続けましたが、みんな同じ、生きて行かなければならないのです。歩かなければならないのです。と、母が話してくれました。理解しましたが、未だにカマキリは苦手です。皆さま、幼虫と呼ばれる、子達の、あんよを見てください。種により、脚の数が違い判断できますが、裏替えして見てください。めっちゃくちゃカワイイ!あの、空港に行くときに乗る、モノレールの電車、開発研究のヒントになった、あんよです!幼虫が好きだ。可愛すぎる。ずっと、眺めて、いる。

投稿者プロフィール

古橋紀子
古橋紀子
長年、箕面公園昆虫館のバタフライガーデンの運営を担当し、非常に困難な南方系の様々なチョウを年間を通じて飼育、放蝶させ、また他の施設では成功しなかった種類のチョウの累代飼育を成功させた昆虫飼育のプロの学芸員である。